武士道。
序文に惹かれて、借りました(^^)ノ
著者が外国で、質問された事。
「日本の学校では、宗教教育がないのですか?では、どのようにして道徳教育を授けるのですか?」
「その質問に愕然とし、すぐに答える事ができたかった。」
と、筆者はいいます。
そして、
善悪や正義の観念を形成している要素を分析した結果、
「武士道」だったと気付いた。
と、述べています。
「武士道」
著 新渡戸稲造
訳 岬龍一郎
↓興味のある方はどうぞ!
この本は、
武士道について、
歴史的観点や、宗教的観点から、
そして騎士道やキリスト教と比較して
説明されています。
歴史や宗教の話は、
理解が難しいですが、
武士道に関しては、ストンと納得できるものでした。
やはり私達の中には、武士道の教えが受け継がれているのだと思います。
本を読んでいて、とても印象的だった部分があります。
ワタシには、
武士と切腹(自死)は割と近いイメージでしたが…、
本著には、こうあります。
「真のサムライにとって、いたずらに死に急いだり死を憧れることは、等しく卑怯とみなされた」
「あらゆる艱難辛苦に、忍耐と正しき良心をもって立ち向かい、耐えよ、ということである」
すぐに逃げ出したくなるワタシには、
ずしりと響いた一文でした。
今はワタシの忍耐の時ですね(^_^;)
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